うみやま葉山について

 

 

自然と、対話と、冒険で、
あなたのくらしを彩る提案。

身近な海や里山を、健やかな姿で次世代に手渡していきたい。
人と自然、両方の健やかさが増していく、楽しい仕組みを創れないだろうか。
くらしの中に、自然に触れる機会と自然の中で仲間と交流する機会が増えれば、共に望みを形にしていく仲間も増えていくのではないだろうか。

「うみやま葉山」は、そんな想いと願いをもとに、たくさんの試行錯誤を経て生まれた、“共育・共創”がテーマのコミュニティです。合言葉は、「自然と、対話と、冒険と」。あなたの毎日に自然と対話と冒険をもたらす、新しいライフスタイルへの招待状をお届けします。


 

楽しみながら、自然も守れる。
葉山の秘境が、あなたのものに。

うみやま葉山の活動地は、神奈川県三浦郡葉山町の海と里山。メインフィールドは、葉山の秘境とも言える5000坪の星山の森で、メンバーになると、この森を自由に使うことができます。

星山の森が、ワイルド過ぎる原生林とも、人の利便性を主に開発されたキャンプ場とも違う、多様な命のめぐり場になっている背景には、手付かずのまま数十年を経て藪に戻っていたこの森を2017年から開拓・整備してきた有志たちの働きがあります。

最初から人の関与がない原生林とは違い、一度人の手が入り、人によって保全されてきた里山は、人の手が入らなくなるとたちまち草木が密集して光や風が通らなくなり、木々が根腐れして山崩れが起きたり災害の温床になりかねない現状があり、星山も例外ではありません。

私たちはご縁をいただいたこの星山から、山と海と人のつながりを育むことで循環を取り戻していきたいと考え、「うみやま葉山」を始めました。

しっかりと根を張った木々が豊かな山と澄んだ水を生み、精気に満ちた山の水が川となって注ぐ豊かな海をつくり、海からの潮風や水のめぐりでまた、健やかな山が育っていく…。「うみやま葉山」で、共に学び、楽しみ、応援してくださる皆さんのご参加と、会費や参加費が、そんな壮大な循環を支える大切な力になります。


 

「うみやま葉山」の
多彩なオリジナルプログラム

「うみやま葉山」がお届けするのは、自然と対話と冒険に満ちたプログラムばかり。
3つの「アウトドアエデュケーション・プログラム」、「シンクフォレスト~対話と共創の森~」、単発で開催される数々のイベントがあり、メンバーはお得な価格で、メンバー以外の方はビジター価格でご参加いただけます。

また、メンバー制度には「ファンメンバー」と「コラボメンバー」の二種類があり、コラボメンバーは星山での出店やお仕事利用も可能。飲食、物販、講座やワークショップの開催、ボディワークやヒーリングの提供など、スタッフとご相談のうえ、様々なアイデアを展開していただけます。

星山って、こんなとこ

「うみやま葉山」の活動フィールド・神奈川県三浦郡葉山町は、横浜から約40 分、東京都心から約1 時間という、都会からも気楽に通える場所にあります。メインの活動地である約5000 坪の森が広がる「星山」は、大楠山系の鍾乳洞からこんこんと湧き出る水に恵まれ、皇室の別邸・葉山御用邸の水源地としても大切にされてきた“葉山の秘境”。多種多様な生物たちの営みを季節ごとに垣間見ることができる、首都圏ではとても貴重な里山です。

オーナーの意志で開発されずに自然が保たれてきた星山の森は、それぞれ違う風景と雰囲気を持つ6 つの階層から成り、各エリアには、キャンプ場やグランピング施設にはない里山ならではの多様な魅力がいっぱい。「うみやま葉山」に参加すると、この貴重な森をあなたの森として、いろいろな形で自由にお楽しみいただけます。

竹林:毎年春にはタケノコ堀りをみんなで行います。竹を使ったワークショップも盛り上がりました。

直径6.5 メートルのモンゴルゲル:イベント開催もでき、空いている時は中で自由にお過ごしいただけます。

1 階焚火スペース(夜間):普段は駐車場ですが、広々とした焚火スペースとしても利用可能です。

2 階焚火スペース:タープをかけると雨天時も焚火を楽しめます。収容人数は8 名前後です。

星山のシンボルツリー大イチョウ(樹齢約80 年):秋に採れるたくさんの銀杏も、豊かな星山の恵みのひとつです。

3 階広場:音楽会、焚火会、屋外映画鑑賞などさまざまに利用可能。スエットロッジも定期開催中です。

こどもたちに大人気のガチャポン井戸:古びた手掘り井戸を2021 年に整備し、きれいに生まれ変わりました。

星山湧水:大楠山水系の湧水で下山川の源流のひとつ。夏はひんやり、水遊びも楽しめます。沢ガニも見つかるかも!

山のお手入れ:子どもたちと一緒に山を整備。土遊びを通して、自然を守る知恵を体験学習していきます。

「うみやま葉山」主宰 今村直樹の想いとビジョン

Profile

今村直樹

「うみやま葉山」主宰・株式会社うみのほし代表取締役、マリンエデュケーター、ライフコーチ、レーシングカヤック日本代表、2005〜2008 年アウトリガーカヌー世界大会「MOLOKAI HOE」出場。オーストラリアから帰国した2014 年に自然学校「TIDE POOL」を設立し、2022 年現在まで、小学生を中心とした子どもたちに自然を通じた学びを届けている。

2017 年、星山プロジェクト始動。「葉山の海と山のつながりを意識した環境教育を多世代に伝えたい」という願いを星山の森で実践し始める。近年はライフコーチとして、個人や企業研修に様々なアクティビティを通じた独自のセッションも行っている。


海・山・人のつながりを伝えたい。

海を中心とする自然体験学習を仕事としてきた私が、星山のオーナーとのご縁を得てこの山を借り受ける決意をしたのは、3・11の震災時に感じた、「豊かな海があるのは豊かな山があるからなんだ!」という強烈な気づきがきっかけでした。

「これからは海・川・山のつながりも伝えたい。山を体験すれば、海の体験もきっと深まる」。そう思っていた私にとって、手つかずの状態になっていた星山はまさに宝の山でした。
しかし、星山を借り受けた5 年前、海と森の幼稚園を始めるために借金してモンゴルゲルやウッドデッキを建てたものの、計画は頓挫。事業はスタートできぬまま何とか借金を返済し続け、今に至ります。

けれど、「命の大きな循環を自然の中で感じる楽しさを伝えたい」という願いは消えず、それが『うみやま葉山』の根幹の一つ、『アウトドア・エデュケーション』の3つのプログラムに結実しました。ここから皆さんと共に、満を持して、新たな夢に踏み出します。

星山の開拓当初、仲間たちと描いた未来図。この時のワクワクが、うみやま葉山に受け継がれています。

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